「こうしたら、どうなる?」を楽しめるとき

野鳥公園フェスティバル

週末、東京港野鳥公園にて開催されていた野鳥公園フェスティバルに

遊びに行きました。

芝生の公園の周囲には、テントが並び、文化祭のような出店が並んでいます。

特徴的なのは、出店の出展テーマが「鳥」や「自然」「野生動物」に特化されていること。

シカのつのを触ったり、ビニールプールの中に入ったヒトデを触ったり

木の繊維を混ぜた紙漉きしたり、鳥のペーパークラフト作ったりと

それぞれの興味関心の重なり合う感じを、とても面白く感じました。

 

ストローを使った鳥のペーパークラフト体験を行っていたのは

ある種類の野鳥を守る取組をしているグループ。

2本のストローを使って、鳥が羽ばたく仕組みを教えてくれました。

 

最初に、1羽の鳥を作った息子は、

妹に作り方を教えつつ、じっと見ていたかと思うと、

「もう1羽作ってもいい?」と2羽目を制作。

鳥のペーパークラフト

 

よく見ると、2羽がちょっと違うのです。

2羽目の方が、羽の動きがなめらかで、羽ばたいている感じがします。

 

ポイントは2つでした。

1つ目は、羽の付け根をわざと折り曲げないで自然のままにしておくこと。

もう1つは、ストローと羽の接続位置。

小さな違いですが、鳥の動きの違いは一目瞭然。

 

試行錯誤って、こういうことかな、と思うのです。

「色々考えてみましょう」「工夫してみましょう」と大人が促さずとも

自分が好きだから、興味があるから、もっといいものを作りたいから

「やりたいから」あれやこれやと試してみること。

 

こどもの気持ちがそこに向かっている時

何も言われなくても、あれやこれやと試したくなり

その「試してみたい」が、学びの楽しさにつながるのかもしれません。