2020年 あそび という切り口で人の育ちに向き合いたい

黒豆を炊いていたのが
ついこの間のような気がするのに
今年も、鍋がことこと音を立てています。
また1年が積み重なっていきますね。

2019年の初めには

「子どもが好きなことに出合う」を
どうデザインしていくのか
今改めて、本気で考えていきたい

と書いていました。

振り返ってみれば、2019年は、学びが多い年でした。
参加した講座も、ワークショップも多かったです。
そして、何より、座学の学びだけではなく
子どもたちとの遊びの時間で
あれこれ試してみることが増えて
そこから、学ぶことが多々ありました。

それは、何より子どもを「観る」こと。
眼で観るだけではなく
心の動きを想像しながら
ひとりひとりが、何を楽しく感じ
何に惹かれているのかに
想いを馳せることでした。

今までは、子どもたちのために、
いかに「ぬかりなく」準備するか、と
心をくだいていました。
けれど、念入りに準備しすぎないで
その時、その時の、
子どもたちの動きに添っていけば、そこには、
子ども自身が満足そうな表情で向き合う
今までよりも、ずっとわくわくする、遊びの世界が広がっていました。

そんな風に、子どもたちと共に
新しい楽しさと出合っていきたくて、そのためには
何に興味を持っているのか
身体をどんな風に動かすのか
気持ちをどう表現するのか
仲間とどう関わるのか
・・・と、知りたくなることが
どんどん増えていくなぁ、という
実感を持ったのが、2019年でした。

そして、有難いことに
インプットを増やせば
アウトプットも増えてきて
私自身が楽しく取り組めるお仕事を
いくつも頂きました。
こんなこともできるんだ、という
自分の幅が少し広がったかもしれません。


2020年は、挑戦の年にしたく思っています。
あそび、という切り口で、人の育ちに向き合うことは
ずっと変わらず大切にしつつも
自分にできる関わり方を
もっと広げていきたいと思っています。

そして、新しいことを形にするのは
自分ひとりではできない、と
思っています。
誰かとつながるからこそ、
そこに新しい可能性が生まれると思うのです。

2020年も、みなさんとつながりながら
共に、何かを形にできたら嬉しいです。
どうぞ引き続きよろしくお願いいたします。

2020年 年のはじめのご挨拶
こども×おとな×しごとプロジェクト しみずみえ


<2019年の実績(掲載可能なもののみ)>

旭川こどものとも社主催セミナー 講演登壇
・イベント主催
「あそびのじかんの著者とあそびのじかん展を見に行こう」
・TEMA×HIMA Studio 夏休み企画講座実施
自由研究ってナンダ?
読書感想文はこわくない
・ここるく スタッフ向け研修
・RyozanParkトークイベント 「あたらしい子育ての選択肢ーあそび、しつけ、未来の学び方 インプットとアウトプットの時間をー」登壇
・そとぼーよ あおぞらおはなし会「遊びのじかん 〜こどもの世界が広がる遊びとおとなの関わり方〜
・シブヤ大学「表現であそぼう -こどもの世界から学ぶ-授業講師
・OSAGARI絵本 300円店長 企画補助・当日ファシリテート

<2019年の取材・執筆記事(掲載可能なもののみ)>

・連載:クルール・プロジェ「かぞくであそぼ」
・日経DUALさん掲載 取材記事(有料記事)
親子で外遊び!心底楽しめる大人はここが違う
子どもに「正しい遊び方」まで押し付けていないか?

・TOKYO FM「ONE MORNING」出演
逆転の発想!元「キッザニア」企画担当が教える“夏休みの子どもとの過ごし方”