おすすめの本『いつだって子どもがいちばん』

すてきな本の紹介です。

『いつだって子どもがいちばん』 三浦伸也作・自由国民社

年間300本の依頼に応えて、こどもたちや、時には大人にも絵本を読んでいる

三浦 伸也さんという方が、絵本を通してこどもと出会う中での想いを綴った本です。

 

三浦伸也さん、通称しんちゃんは、三重県を拠点に、こどもたちに絵本を読む活動を続けているそうです。

「読み聞かせ」ではなく「読みあそびライブ」と銘打って、

読む本は事前に決めず、こどもたちの様子に合わせてその場で絵本を選び、

一緒に絵本を遊ぶ、という、そんな活動をされています。

 

私は「読みあそびライブ」を見たこともなく、お会いしたこともないのですが、

そのWEBサイトを読んだ時から、どきどきして、いつしか勝手にファンになっていました。

しんちゃんの書いたものや、レポートを読んでみて、絶対にすごい人だ!!! と確信し、

いつか「読みあそびライブ」に参加することを夢見ています。

 

この『いつだって子どもがいちばん』の中にも、しんちゃんのブログにも、

こどもたちの活き活きとしたエピソードが沢山登場します。

こどもたちの姿が微笑ましく、読むだけで笑顔になってしまうのですが

こういうちょっとした様子に目を留め、それでいいよ、って引き出すことは

実は、おとなには、難しい。

 

例えば、本の中に、ヘリコプターに気づいたこどもたちが窓の外ばかり見ているので

それではと、みんなで立ち上がって窓辺に行き、ヘリコプターをたっぷりと見てから空の本を読んだ、

という話があります。

・・・私にそれができるかな?

ヘリコプターになんか負けないぞ、と、勝手に対抗意識燃やして、

上滑りな感じで次の絵本を読んでしまいそうな気がします。

 

でも、こどもと絵本で遊ぶのは、こどもが楽しんでくれる表情が見たいから。

ならば、1冊の絵本を読むことよりも、こどもの楽しい気持ちを分かち合うことの方が

ずっとずっとすてき。

 

こどもの楽しいを、大人がちゃんと受け止めて、一緒に味わうこと。

やってしまえば、むしろその方が自然なのに、なぜか難しいそのことを

しんちゃんは、毎回の「読みあそびライブ」で実践して、

こどもたちから絶大な人気を得ているのだと思うのです。

言葉の端々から感じられる、こどもに徹底して共感して楽しむ在り方から

大事なことを沢山教えて頂ける気がします。

 

こどもとの関わりだけでなく

絵本の選び方・選び方(これもしんちゃん流で大いに共感!)なども紹介されています。

読めばきっと、こどもと一緒に絵本を読みたくなります。