「自由にあそぶ」には どうすればいい?

自由あそび

『あそびのじかん』を読んで頂いた方たちから、

自由にのびのび遊ぶのがいいのは分かるんだけれど

実際どうしたらいいの?と、質問を頂くことがあります。

自由になんでもいいよ、って言われても、逆になにしていいのか分からないですものね。

〈あそびのじかん〉のfacebookページで紹介した「自由あそび」のための大人の振る舞い方です。


おとなの想定外も肯定する

「ゆらゆら人形」を作った時のお話。

ゆらゆら人形は、紙皿を2つ折りにしたものに

顔や手足のパーツを貼ったお人形。

左右にゆらゆら揺らして遊びます。

ゆらゆら人形01

(↑これはエルサを作ったそうです。)

でも中には、構造的にゆらゆらできない「ゆらゆらしない人形」も生まれます。

playtime160909

左側は、ゆらゆら部分が切り取られてる。

右側は、大幅にはみ出してる。

 

その時に。

「あ。それいいね。」

って言うこと。1人1人のあそびのかたちを肯定すること。

それが最初の1歩だと考えています。


1つだけ「おとなのスイッチ」を切る

大人の想定外も、いいね、って思ったらいいんだな、

その気持ちが持てたら、いよいよ本番。

それは、何か1つだけ意識して「おとなのスイッチ」を切ること。

例えば・・・

  • 今日は日没まで目一杯公園で遊んでOK。(時間のスイッチ)
  • 工作の材料を際限なく使ってOK。(もったいないのスイッチ)
  • 公園の遊具で想定外の動きをしてもOK。(規範のスイッチ)
    ※ただし他のお子さんの迷惑にならない、とか、安全とかの、配慮は必要ですが。

1つだけでいいんです。

きっと、こどもの「いつもと違う遊び方」を見つけることができます。

 

<時間のスイッチ>

例えば、心理的な抵抗が少なく試しやすいのは、「時間のスイッチ」。

休みの日。どこかお出かけの予定を入れる変わりに

「さぁ今日は夕方まで公園で遊んでいいよ」とか

「気が済むまでブロックやっていいよ」とか

そういう日を作ってみると、いいかもしれません。

(ゲームとかテレビじゃなくてね。こどもが自分で遊びを変化させられることで。)

<もったいないのスイッチ>

作る・描く・組み立てる・・・など、創ることが好きなこどもの場合は

もったいないのスイッチを切ると、創作がどんどん広がる場合があります。

我が家の例では、絵を描くことが好きな息子に

スケッチブックだけは「もったいない」って言わずに提供し続けました。

3歳の頃から、100円均一の1冊40枚のスケッチブックを、

週に3冊くらいは買ったと思います。

 

あれもこれも自由に・・・というと、結局どうしていいか分かりませんが

何か1つ、これだけは制約を加えないって思うと、分かりやすく、行動につなげることができます。

そして不思議なことに「これ1つ」のつもりが、意外と思考が解放されて、

他のところまで寛大になることも多いものです。

 

その結果生まれた

「いつもと違う遊び方」

「楽しそうなこどもの姿」

「想像してなかった展開」

それを、大人が楽しむ気持ちを持てると、

あそびのじかんが解放された時間になると思うのです。


 

1つだけ、大人スイッチを切ってみる。

ぜひ、試してみてください。