働く現場とこども2:子連れ出勤に思う

働く母の姿

子連れ出勤の取り組みを実践されているソウ・エクスペリエンスという会社の見学会に

おじゃましたことがあります。

 

取り組みを始めた経緯や現状の話を聴かせて頂きながら

「子連れ出勤」という取組みがなかったとしても

この会社の持つ企業文化は、とてもすてきだな、と感じました。

 

個々の能力をお互いに尊重し合う姿勢や

取り組んでいる仕事を大事に思う気持ち、

そういう人と人との結びつきが話の端々から伝わってきました。

そんな結びつきのある会社だからこそ、「子連れ出勤」という方法を始めることができたのだろうと

そんな風に感じました。

 

「子連れ出勤」は、斬新なアイディアですが、

最初に始めた時には、斬新かどうかなんて意識はなく

「連れて来たら?」という、アイディアだったようです。

その人の能力と、仕事への想いを、会社側も認め尊重していたからこそ

「預けるところがないなら、連れてきてでも働いてほしい」という

解決になったのだろうと思われます。

 

正直に言うと、こどもの居場所という視点から見ると

何とかできたらいいなぁ、と思える点もありました。

でも、「こどもがいる」ことがマイナスにならずに

父であり母であることも含めた、その人と家族が大事にされることは

課題を補って余りある程の「ここに自分の居場所がある」と感じられる

心の拠り所があるように思えるのでした。

 

働く親にとっての働きやすさを考えることは、単一課題への解決を考えることではなく、

様々なバックグラウンドを持つ人にとって働きやすいのかどうか

今までの枠にとらわれない新しい形を模索するチャンスなのかもしれません。