働く母の理想的な在り方

みんな違ってみんないい

「あなたにとって、しごととは(働くとは)何ですか?」と聞くと

100人いたら、100通りの違った答えがあると思っています。

価値観が現れやすい質問だからです。

キッザニアで働いていた時は、時折スタッフに、この問いを投げかけていました。

そこに決まった答えや、総意を形成することが目的ではなく

「はたらくことをこどもに伝える」場として、「自分の職業観・就労観」を自覚していることを

大切に考えたからです。

そして、面白いように、それぞれが違う答えを持っていました。

(もちろん、個人の想いと、施設運営のメッセージは別なので

キッザニアが考える「はたらく」への想いはありますが。)

 

「あなたは、こどもをどんな風に育てたいですか?」という問いも、また

100人いたら100通りの答えがある問いだと思っています。

思い描く理想通りにはいかない色々な事情を反映した現実や

こども自身が親の思う通りになんてならないことなど

現在進行形での悩みも抱えつつ、多様な答えが生まれてきます。

 

働き方への想いも

こどもとの生活への想いも

どちらも、1人1人違うのに

その2つの掛け合わせである「働く母」の在り方に

たった1つの「理想像」があるはずがありません。

 

仕事と家庭のバランス。

時間の使い方。

仕事への姿勢。家庭への姿勢。

仕事で大事にすること。子育てで大事にすること。

1人1人、違います。

 

働く母の環境を考える時には

「1人1人違うこと」と「最大公約数的な働きやすさの条件」との

両方を意識しておきたいと思うのです。

後者にばかり気を取られると、結局、

「このやり方が絶対正しい」という、新たな枠を作ってしまうだけだから。

 

働き方を考え直す社会の動きが、色んな人の選択を増やすものになればなぁと感じます。