あと10年で消える仕事?

ボストン滞在記

あと10年で消える仕事、という調査が

話題になったことがありました。

ロボット化・自動化・IT化により、多くの仕事がなくなるということ。

20年後には50%が機械に仕事を奪われている、なんて予測も立てられ

将来の働き方について不安を感じた人も多かったようです。

 

2つ、感じたことがあります。

 

1つ目は、その未来は誰が望んでるんだろうか、という疑問です。

「技術的に可能であること」

「技術の実用化を研究する人が現れること」

「完全ロボット化が市場で求められ主流となること」

「それにより、該当する仕事に従事していた人が職を失うこと」は

それぞれ違う段階だと思うのです。

 

そして、もう1つは、だからこそ、将来の自分を考える時は

職業名ではなく、誰に対して何をしているか、何を提供しているか

どんな気持ちになってもらいたいか・・・という想いの部分を

大事に考えることが、より大切になってくるということです。

 

 

 

名詞で語ればなくなる仕事も

「お客様に●●を伝える」「お客様に●●して喜んでもらえる」と動詞で語れば

形を変えても実現する方法はいくらでもあるはずです。

 

社会は変わり続けます。

これから先の20年ほど劇的でなかったとしても

私たちがこどもの頃、知っていた仕事で、もう世の中にはない仕事もあります。

それでも、何かしら、自分はこれで社会に貢献して行こうと思えるのは

「なぜそうしたい」「どんな風に関わりたい」「何を実現したい」が叶うからだと思うのです。

 

だから、改めて思うのは

自分が従事したい仕事は、名詞ではなく動詞で考える、ってこと。