おすすめ絵本『町たんけん はたらく人みつけた』

絵本

いつもの場所が、ちょっと視点を変えるだけで、
全く違って見えることがあります。

こどもたちは、「探すこと」が大好きだから、こんな絵本を1冊読んだ後には
いつもの自分の町が、発見だらけになるのかもしれません。

『町たんけん はたらく人みつけた』 秋山とも子作・絵 /福音館書店


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2年生の息子の「町たんけん」にボランティアとして同行したことがあります。
5~6人のグループに分かれたこどもたちが、地域のお店や施設に見学に行き
インタビューするという内容でした。

あぁいいなぁ、と思ったのは、こどもたちが自分で質問を考えていたこと。
(質問は事前に学校よりお知らせ済なのでお店も答えを用意して待っています。)
それは、通り一遍の質問ではなく、見学予定の場所にちゃんと関心を持って出てきた
自分なりの「?」。

教わった通りにきちんとご挨拶をしてから、
手持ちのメモを見ながら、担当の方への質問が続々と続きます。
質問することに必死で、メモを取るのを忘れては、全部聞き直すことが繰り返されても
お店の方は丁寧に、何度でも答えてくださいます。

そして、教室に戻ってきたこどもたちは、一転、緊張から解き放たれて大興奮。
パン屋で売ってるパンが120種類とか
コンビニの飲料冷蔵庫のヒミツとか
そんな「発見」を伝えたくて伝えたくて仕方ないのです。

自分の身近にある仕事に気づくことや、仕事の魅力に触れることの大切さを
ずっと伝えてきたけれど、
最初のきっかけが、こんな「知りたい」や「わくわく」なのは、いいなぁ、と思ったのでした。

さて。
「町たんけん」の絵本。
こどもの大好きな探し絵風に、多くの「はたらく人」を見つけることができます。
記憶は、感情と一緒に残るから。
「みーつけたっ!」って、嬉しい気持ちで、仕事を見つけたこどもたちは
はたらくってことへの意識が、きっと前向きになるのだろうと
そんな風にも思うのでした。