【小さな遊び】遊びを育てる環境って何だろう

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『あそびのじかん』出版を機に
発信を始めたページです。
日々の小さな遊びの風景に目を留めたり、
遊びについて立ち止まって考えたりすることが目的。
また、 私の感性も磨き続けていたいと想い、更新しています。
facebookに投稿した「遊びの風景」を、
こちらにも随時載せていくことにしました。


5月24日
【あそび いろいろ】
仕事で頼まれて
「洋服を汚しそうな遊び」写真を
探していたら
絵の具をたらしている遊びを
発見しました。

でも汚れが画用紙に留まってるうちは
片付けはそんなにタイヘンじゃないです。

ちょっと面白いことしちゃいましょ
という、
いたずらっ子の顔をしています。


5月25日
【あそびをおもう】
あそびのための環境
ということを
もう少し学びたいと
思っています。

遊びたくなるところ。
遊びが広がるところ。
わくわくするところ。
落ち着くところ。
ずっと居たくなるところ。

保育や商業施設だけでなく
家庭にも必要だと思うのです。

まだまだ、
できること・伝えられることが
ありそうです。


9月3日
【あそびをおもう】
5歳さん何人かと公園へ。
ひたすら走るのが楽しい子がいる。
バッタをつかまえ続ける子がいる。
紙飛行機を飛ばす子がいる。
それぞれの遊び方があるから、好きだ。

その中に「早くかえりたーい」
という子もいる。

帰って、やりたいことがあるなら
大歓迎。
今日は、中で遊びたい気分、というのも
大歓迎。
私はインドア派です、というのも
もちろん、いい。

でも、帰ったら帰ったで
「かえりたーい」と言った当の本人に
「なにか楽しいことないー?」と
言われることもある。

自分のチカラ不足を感じるのは
そんな時だ。

「楽しいことを見つけるのは自分だよ」
(=大人が提供してくれるんじゃない)
というのを、
言葉じゃなく、理屈じゃなく
どうしたら実感してもらえるのだろう。

まだまだ。まだまだ、だなぁ。

子どもたちは、誰でも
「おもしろがる(楽しむ)チカラ」
「おもしろさ(楽しさ)を
見つけるチカラ」を
本来、沢山持っていると思っています。
けれど、その本来持っているチカラが
開発されていないままに、
ごく小さい頃を過ごしてしまっている
そんな子どもたちが、
多いようにも感じます。
(それが最近増えたのかどうかは分かりません。
 イメージだけで、「今の子どもは、
 〇△?※◎☆・・・」とは 決めつけないように
 気を付けています。)

「おもしろがる」ことを一杯経験して
そのうち、
「おもしろさをつくる」ことを
楽しむようになれたら
人生は、本当に、鮮やかになると思うのですが。

私も、こどもが本来持っているはずの
「おもしろがるチカラ」を
上手に掘り出すだけの
経験も、ノウハウも、
まだまだ、足りないのだと思います。

まだまだ、まだまだ、がんばろう。

こどもが本来持っているはずの
「おもしろがるチカラ」。

これは、ごく小さいうちに
ちゃんと、発揮させてあげたい。
そのお手伝いをするのは
やはり、まわりの大人の役目だと思います。

いかに関わり
環境を整え
引き出すか。

まだまだ、学ぶこと、経験したいことが
たくさんあります。