おとな向け講座「ヘンないきもの作り」開催

ヘンないきもの

大人向けに「あそび」講座を開催しました。

「あそび」というのは、必要だとは分かっていても

わざわざ学ぶほどのことでもないよね・・・と思いがちなのか

なかなか実現に至らなかった、このテーマでの講座。

 

今回は、「大森会」さんという、個人の方が組織する勉強会にて

ファミリー向け企画ということで開催させて頂きました!

『あそびのじかん』発売後はじめての、「あそび」のレクチャーです。

あそびのじかん

「あそびを考えることを通して、こどもとの関わりを考えよう」

・・・と言いつつも、

あそびの会なのに、堅苦しい話ばかりしていてもつまらないよね、と

おとなに目一杯遊んで頂くことにしました。

 

今日のあそびは「創作」。

テーマは「ヘンないきもの」づくり。

 

どうぞ、と言った途端、おとなたちの目が真剣になります。

口数が減って、なんだか自分の世界に没頭していきます。

その姿を見られただけでも

このテーマで開催して良かったと感じました。

 

参加頂いた方からも

「楽しかった」「久しぶりに夢中になった」「あそびの大切さを知った」と

感想を頂きました。

 


 

実は、ずっと「おとなが本気であそぶ場」を

実現させたい、と考えていたのです。

こどもにとっての遊びの魅力を、どんなに言葉で伝えるより

おとな自身がココロの底から遊んで、その魅力を思い出す方が

ずっとずっと伝わると思ったから。

そして、何かに、わくわくと没頭する時間って

おとな自身にも、自分の快と出会うすてきな時間になると思ったから。

 

おとなにも、こどもにも。

居心地のいい場所。

出会いのある場所。

気づきのある場所。

明日から頑張ろうって思える場所。

何かを生み出す場所。

 

大事なのは、こどもがおとなの都合に振り回されたり

おとなが、こどものために、自分の何かをあきらめたりすることではなく

おとなも、こどもも、

どちらにとっても、「いい場所」は、実現できるはず、ってこと。

 

そして、「おとなも こどもも」を目指せることは

「私らしさ」の1つかもしれない・・・そんなことを改めて思うのでした。