品川を拠点に活動する「ふれあいの家-おばちゃんち」さんを訪問しました。
子育て・子育ちに関わる地域の活動を幅広く実施されているNPOです。
サイトには、「赤ちゃんから高齢者までが世代をこえて、ふれあい暮らせる」という言葉があり
子育てを通じて地域の人たちがつながっている場なんだな、と理解しました。
「おばちゃんち」という名称がすてき。
誰でも、「来たよ~」って訪れたくなるような、心地良さを感じます。
活動のことなど、事務所でのお話した後は、
すぐそばにある「北浜こども冒険ひろば」にもおじゃまして、
水道で水浸しになって遊ぶこどもや、自分の背よりも高い綱をそろそろと渡るこどもの様子を見ながら
こどもたちが、心を開放して遊ぶことや、その環境について、話題が拡がって行きました。
こどもたちや親たちに添う取り組みを実現するためには
地域地域、本当に生活に密着した近さに、その取組が必要だなぁということを感じています。
母親たちが、気が向いた時に、赤ちゃんと一緒にふらりと行ける場所。
小学生が、電車やバスを使わずに、1人で遊びに来れる場所。
それくらいの「自分の街」の中に、「自分の居場所」があれば・・・と思うのです。
母親に成り立てだった頃の私にとって、それは児童センターだったけれど
多くの母親が、自分の感性に合う居場所を見つけられたらなぁ、と思います。
そんな意味でも、地域で10年以上の活動を続ける「おばちゃんち」は
本当にすてきな活動だなぁ、と思われ、もっともっと知りたい想いが募るのでした。