あと10年で消える仕事、という調査が
話題になったことがありました。
ロボット化・自動化・IT化により、多くの仕事がなくなるということ。
20年後には50%が機械に仕事を奪われている、なんて予測も立てられ
将来の働き方について不安を感じた人も多かったようです。
2つ、感じたことがあります。
1つ目は、その未来は誰が望んでるんだろうか、という疑問です。
「技術的に可能であること」
「技術の実用化を研究する人が現れること」
「完全ロボット化が市場で求められ主流となること」
「それにより、該当する仕事に従事していた人が職を失うこと」は
それぞれ違う段階だと思うのです。
そして、もう1つは、だからこそ、将来の自分を考える時は
職業名ではなく、誰に対して何をしているか、何を提供しているか
どんな気持ちになってもらいたいか・・・という想いの部分を
大事に考えることが、より大切になってくるということです。
名詞で語ればなくなる仕事も
「お客様に●●を伝える」「お客様に●●して喜んでもらえる」と動詞で語れば
形を変えても実現する方法はいくらでもあるはずです。
社会は変わり続けます。
これから先の20年ほど劇的でなかったとしても
私たちがこどもの頃、知っていた仕事で、もう世の中にはない仕事もあります。
それでも、何かしら、自分はこれで社会に貢献して行こうと思えるのは
「なぜそうしたい」「どんな風に関わりたい」「何を実現したい」が叶うからだと思うのです。
だから、改めて思うのは
自分が従事したい仕事は、名詞ではなく動詞で考える、ってこと。