職場復帰2:元の仕事にこだわらず 新しい価値を見つける方法もある

夏が過ぎ、来年4月の新年度に向けて、保育園選びを始める人が増える時期になりました。

復帰のことについて、もう少し触れていきます。

 

昨今、職場復帰の目標の1つは、「元の仕事を 元のように」ということのようです。

出産前の部署に戻り、出産前と同様に仕事をこなすことが、1つのあるべき復帰の形のように言われています。

 

でも、そうかな、と思うようになりました。

 

出産や、こどもとの生活を経て、自分の力が及ばないものと向かい合い対応する中で

母たちは、人間的にも大きな変化をしています。

ならば、自分がどんな風に変わったのか。新たに何ができるようになっているのか。

自分の変化や成長を自覚して伝えよう。そして、自分をもっと発揮できる仕事に、

あえて「変わる」ことも、選択肢の1つにしよう、そう提案したいと思います。

 

ずっと同じ部署で同じ仕事をしていると、自分の型が決まり、周りも変わらぬ姿を期待するので

一気に大きく成長したり、変化したりすることは難しいです。

少し長く職場を離れた時こそ、自分を大きく成長させる転機「変わるチャンス」かもしれません。

 

もちろん、会社も自分も元の仕事を求め、合意するならば、それは有難いことです。

自分が元の部署を望むのに、会社が対応しない場合は正当に主張することも必要だし、

その方法については、専門の見解があることと思います。

 

ただ、自分の中での選択肢の1つとして、元通りではなく、変化した新しい自分が違う1歩を踏み出すことも

その時にしか果たせない、すてきな転換だと考えています。

そのために、自分の変化、そして新しい付加価値に気づくような、そんな場を創りたいと考えています。

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