大学時代に所属していたサークルの交流会がありました。
日中は、学生さんと一部有志のOBが、こども向けの出し物を行う「こども会」。
夕方からは、卒業生同士、また、卒業生と学生さんとの交流を目的とした懇親会。
社会人になってからも、絵本の読み聞かせの会を一緒に運営してきた後輩が
この交流会のお世話役、という事情もあって
昨年・今年と2年続けて、こども向けの会で、絵本を読みました。
サークルの、そして、人生の大先輩たちが取り囲む中
こどもたちと絵本や手遊びを楽しみます。
自分で言うのもおかしいのですが
毎週練習していた学生時代よりも、母親になった今のほうが
絵本の読み方が良くなった、と思っています。
我が子への読み聞かせは毎日だから。
そして、日々ストレートに反応があるから。
先輩たちには、最近渡辺茂男さんの著作を読んだことをお話します。
先輩方のおかげで、こどもたちと一緒に良質な絵本を楽しめているのだということの気づきと感謝。
児童文学の世界を切り拓いた先輩たちがいて。
私たち、父親母親世代がいて。
これから社会に出ていこうとする学生さんたちがいて。
そうやって、こどもを取り巻く文化を大事に思う同士が
リレーのように思いをつなぎ、形にしていけることは
幸せだなぁと思うのです。
そのリレーの中に、自分とこどもたちがいることは、尚のこと幸せです。
自分が大事に思う原点を改めて思う
そんな嬉しい時間でした。