この記事が、ちょうど100本目のコラムになります。
サイトをオープンしてから、このコラムは
こども×おとな×しごと、というテーマに関わる自分の想いを言葉で整理するための、
ちょうど良い場でした。
これから自分の人生を切り拓き、歩んでいくこどもたちが
大好きなことを見つけ、毎日が楽しいものになるように・・・
そんな体験や出会いを提供したいと、ずっとそんな風に考えていました。
その体験や出会いの中でも、とりわけ私が想いを持って伝えてきたことが「しごと」でした。
だって、「しごと」には、
誰かのお役に立ち、誰かからの感謝されて。
誰にでも真似ができない、プロならではの技術があって。
なにより、そのことに打ち込む大人たちが、活き活きしていたからです。
しごとって、働くって、わくわくして楽しいね、タイヘンでも頑張りがいのあることだねって
そんな風に感じてもらいたいと思ってきました。
そんな今までの私の経験を考えれば、
あえて、こども×おとな×しごと、にしなくとも
「こども」に対してのプログラムに特化しても良かったのかもしれません。
でも、どうしてか、「おとな」たちのことが、気になって仕方がなかったのです。
毎日コラムを考えながら、気づいたこと。
それは私にとって、こどもでも、おとなでも、大きな違いはなかった、ということでした。
社会で置かれている立場が違うから、語る内容は違うけれど
でも根っこのところでは、同じ。
こどもたちに、わくわくするものとの出会いを沢山提供したいように
おとなたちにも、わくわくするものとの出会いを提供したい。
そして、誇りに想える仕事に向き合い、毎日の生活に魅力を感じてもらいたい。
とりわけ、「働く母」という同じ立場の人たちと、その誇りと魅力を共有したい、
今は、そんな風に考えています。
こどものため、おとなのため、と分けるのではなく
こどももおとなも、共に集い、共に創ることができるような
そんな場の在り方を、今考えています。
これからも、沢山の方たちと、共にありたいと思います。
引き続きよろしくお願い致します。