日曜日、OSAGARI絵本主催「読み終わった絵本に魔法をかける」
ワークショップを開催しました。
対象は、4歳から絵本の国の世界を楽しめる人なら何歳でも。
年齢とは関係なく、みなさんが、自分なりの「魔法」をかけてくれました。
今回の企画は、OSAGARI絵本さんとしては3回目。
ファシリテーターの役どころは「船長さん」で、私は3代目船長になります。
これまでに、既に「絵本の国」「船長さん」「魔法」という世界観があったところに
後から担当させて頂いた私の役割は
「その世界を、いかにリアリティを持ってみせられるか」でした。
「魔法」という言葉を
「ただ何となくすてきなことができる」という風に使うことはやめました。
「絵本を大事に思う気持ちを、目に見える形にすることができる」ことが
絵本の国での「魔法」だと考えました。
自分が大事に読んできた絵本。
その絵本を、自分の大事な気持ちを加えて誰かにプレゼントしようと思う時
その絵本を素敵に彩るラッピングが「魔法」になる・・・そう伝えることにしたのです。
船長さんとしての言葉が、自分の心から伝えられるものになった時
OSAGARI絵本の企画が、「頂いたお仕事」ではなく
「参加させて頂いているお仕事」に変わりました。
プログラムでは、最初に、宝箱の中から
「ただの茶封筒に入った贈り物」と「魔法のかかった贈り物」を取り出します。
「魔法のかかった贈り物」は、参加者へのプレゼント。
その贈り物を受け取った嬉しい気持ちを、
次の誰かにも届けるのが、この日のワークショップの目的です。
1人1人、全く雰囲気の異なる封筒が次々と生まれました。
「魔法」です。
アートディレクターのりささんの用意した素材の妙で
色味もテイストも無国籍な、「自分色」の封筒がテーブルを飾ります。
創るのが楽しくって、みんな途中でやめたくないくらい。
色々な形の「魔法」が見られた
それはそれは楽しい時間。
大人もこどもも、関係ない。
「つくりたい」と思う気持ちがあれば
誰だって、つくることを楽しめるのだと思うのでした。