原因と結果は1対1ではない

人の心の表裏

今は、ちょっと落ち着きましたが

ある時期

2人のこどものうち、片方が朝型で片方が夜型、ということがありました。

 

同じ母親が

同じ想いを持って

同じ生活時間で暮らしているのに

この違いです。

 

朝型の方に、週末の早朝から起こされたり

夜型の方の、朝の寝起きの悪さに辟易しながら

こどもの行動って1対1じゃないな・・・と、つくづく思いました。

 

生活習慣を整えるのは、親の責任、と言われます。

その通りだと思います。

だから私だって、1人の母親として、必死に頑張っていました。

 

けれど、母親が、こどもの生活習慣を整えるために努力しても

それが結果として、すぐに現れるこどもと、現れないこどもがいるようです。

 

だから、生活習慣にしても、テーブルマナーにしても、落ち着きの有無にしても

好ましくないこどもの行動の全てを

「親のせい」にしちゃいけない・・・と、身に染みて思うのです。

 

こどもの行動は、「●●をやったから、▲▲ができる」「○○をやらなかったから、□□ができない」と

算数の問題のように、簡単に説明できるものではありません。

その子の脳や感情のタイプ、発達の度合い、兄弟関係、環境、まわりの大人の関わり・・・

そんな色々な要因が重なり合って、行動として現れていると思うのです。

だから、安直な1対1の決めつけで

父親母親を批判しないようにしよう。

 

いつも、そう自分に言い聞かせています。