おとな1人1人の得意分野を分かち合う

稲刈り

週末、親子で稲刈り体験へ参加しました。

 

手作業で刈る稲刈りです。

ぴっかぴかの鎌が、こどもたち1人1本ずつ。

 

今までの仕事の経験上、

道具の使い方を説明して、危険もちゃんと伝えたら

こどもたちは、ふざけることなくきちんと向き合えるもの、って知っています。

そして、安全を意識しつつも、多少のリスクも取りつつ、

手を出さずに見守らないと、

いつまでたっても自分でできるようにならないことも、知っています。

 

そんなことは、よく分かっているけれど、でも、正直に言うと、

母親としては、コワイんです。

ケガさせたら・・・って。

 

それで、今回は息子は、「自分じゃない大人」にお任せしました。

稲刈り体験を企画してくれた、若いお兄さんです。

「うまいねぇ」「何も教えることないね」と声をかけてもらい、

得意絶頂の息子は、時間一杯かなりの熱中度で稲を刈り続けていました。

 

本人が「できる」ことを、

手を出さずに見守ってくれた大人のおかげです。


私は、自然経験はあまり持っていません。

運動も苦手です。

絵も描けません。

 

だから、そこは、私じゃない別の誰かに息子や娘と出会わせてもらうしか

彼らの世界を拡げる方法はありません。

 

でも私は、絵本を読むことは得意です。

難しいことを簡単に話すことに慣れてます。

こどもと一緒の料理も好きです。

 

だから、できることについては、我が子に限らず、

誰とでも楽しめたらいいな、と思っています。


みんなで、こどもを育ててく、って

ムズカシイことだけではなくて

そういう、自分の持ってる得意技を他の人とも分かち合うような

そんな楽しいことであればいいな、と想うのでした。