キッザニア東京が開業して
数日の頃。
今でも忘れられない場面があって。
幼稚園の団体で来ていた子どもたちが
消防士が火を消す様子を
「がんばれー がんばれー」って
何人かで、応援していた。
無事に消火したら
「わー!」って喜んで
そうしたら、街時計の音楽がなり
また
「わー!」って言いながら一斉に広場に行って
街時計を見上げて手を振っていた。
心がふるえた。
その時は、全てが真っただ中で
心がふるえることが大事だったから
無理に言葉にしなかったけれど。
今なら、その心の動きが
言葉にできる気がする。
何ができる、とか
何を与えてもらえる、ではなく
その空間を楽しむこと。
その空間の中で
子どもたち自身が、自分の「楽しい」を
見つけて欲しい、ってことを
私たちは、願っていたのだと思う。
そして、そんな子どもの姿に
出会い続けてきたから
今も、子どもたちと
向き合い続けていられるのだと思う。
今日は、キッザニア東京の
13年目の記念日です。
おめでとうございます。