【小さな話題】春がきた(4月のあそび風景から)

[あそびのじかん]というfacebookページを運営しています。

あそびのじかんfbページ

日々の小さな遊びの風景に目を留めたり、遊びについてふと立ち止まって考えたりすることを目的としたページです。

運営側の意図としては、『あそびのじかん』を出版してから、「あそび」を自分らしさの1つとして大事にするべく、

日々感性を磨いていたいという想いもあります。

facebookに投稿した「遊びの風景」を、こちらにも随時載せていくことにしました。


4月3日
【あそび いろいろ】
つくし みーつけた!

書道のワークショップで
子ども達に見せたいと思った
「本物のつくし」。
ワークショップでは
実は野生のつくしを摘むのは叶わず
購入したもので対応。
ワークショップが終わってからも
気になっていたんだと思うんです。

斜面に生えているつくしが
目に飛び込んできました!!

宝探しのお宝を探し当てたような
わくわく感。

日常には、
あそびが満ちている。
その視点と、わくわくとを
こどもたちと、
そして、お母さんお父さんたちに
これからも伝えたいと思うのでした。

つくしは、春を告げますね。

つくつく つっくん
つくしの ぼうや
って こどもたちが
歌ってました。


4月5日
【あそび いろいろ】
この赤い四角は
「小犬のトト」です。
ちゃんと目がついてるでしょ?!
劇あそびのために
生まれてきたこの犬。
隣のクラスの先生いわく
「ドロシー(役の女の子)に抱かれている姿は
もうトトにしか見えない」そうです。

見たて遊びが説得力を持つためには
信じるチカラが、大事なんですね。

見立て遊び。
なりきり遊び。
思う自分になること。
ベースは 同じかも。


4月6日
【あそび いろいろ】
手の中の 春。

タンポポは摘んでいいけど
花壇のパンジーは 摘んではいけない。
この違いを 理解するのは
ムズカシイ。
落ちているお花は
思う存分拾っていいね。

柔らかさや
すぐに色が変わってしまう 儚さを
感じられたら いいね。

さくら ひろったよ。


4月7日
【あそびをおもう】
こどもにとって、あそびは
特別なことではなく
日常の中のわくわくすること、すべて。
生活のここかしこに、
あそびがある。
そう思っているけれど。

それでも、時には、こどもたちも
あそびたくない気持ちの時もある。

こどもだからって
いつもいつも元気一杯な訳じゃなく
ひとやすみの時もある。

こどもだって、
心がお休みの日があっても
いいよね。

—–
おとなだけれど、私は
4月が、すこーし苦手。
自分自身の環境が変わることは、
たぶん、そんなに、苦手ではない。

だから、感じたままに
「あんまり気にならないよ」
って言っていれば、
別に問題はないんだと思う。

それなのに、どうしてか
変化への適応が得意ってフリして
「全然気にならないよ」って
振る舞ってしまう。

その「あんまり」と「全然」との間の
ほんの小さな背伸びが
私をヘンに疲れさせている気がする。

—–
だから、こどもにも
いつもいつも
元気いっぱいじゃなくても
いいんだよーって
ふと言いたい気持ちになったのです。

4月は、何となく落ち着かない季節。
おとなも、こどもも、
ちょっとペースをゆるめても
いいのかな、って。

いつもわくわくしてなくても
いいよねー。


 

4月11日
【あそび いろいろ】
花より団子 ならぬ 花よりあそび。

私、ちっちゃい時
せまいところ歩くの好きでした。
道の脇の一段高いところ。
とめてある車と壁との隙間。
階段の横の細い坂。
溝のフチ。(溝に落ちたことある。)
子どもに
あぶない、って言いそうになって
あ、私もそうだった・・・と
思い出すことが良くあります。

桜を 撮ったつもりが
あそびも 写ってた