d-laboたまプラーザ店にて、子育て学講座を行いました。
当日は20人を超えるお父さん・お母さんたちが関心をもってくださって
そのうちの半分くらいが、小さなお子さんと一緒にお越しくださいました。
明るい室内にフロアマットを敷いて、お子さんと一緒に座って聴いて頂けるような
堅苦しくない雰囲気での講座となりました。
昨年の秋にd-laboさんにて講座を開催した時は、ちょうどハロウィンの季節でした。
入り口近くで配っていたお菓子をもらうために立ち寄り
飴を受け取ると帰っていくこどもたちが沢山いました。
半年過ぎた今は、「キッズスペースで遊ぶためにきた」という親子が
何組も何組も訪れ、遊び場として寛いで過ごしていました。
場所として、地域に認められていることが、わずかな時間から伝わってきました。
だからこそ、20人を超える方たちがご参加くださったのでした。
こどもたちが大勢いたので、眠かったり、ぐずったり、退屈したり
大人だけの講演会のような静かな場ではありません。
でも、そういう雰囲気だからこそ
お子さんと一緒でも大丈夫、少しくらい声を出しても大丈夫、って
みなさんが気軽に来てくれたのだと思うのです。
「子育て学講座」は、自分たちの家族らしい子育ての在り方を見つけるための
ヒントをお伝えすることを目的とした講座です。
我が子や、親自身や、家族の「らしさ」を大切にすることが目的で
「こうすればうまくいく」という、子育てのHow toや、答えは、そこにはありません。
だから、みんながしーんと、私の話に耳を傾けるだけでなく
我が子の様子を見守りながら、自分たち家族はどうかなって
「自分ごと」として受け止めて頂けるとしたら、それはとても嬉しいことです。
そんな講座が実現したのも、地域に開かれた場があったこそだと
有難く思うのです。
親子が育ち合うために、親子が一緒に新しいことに出会う時間。
そんな時間を保証するための場づくりが、少しずつ進んでいるように感じます。