「働く母だからこその我が子との向き合い方」というテーマでワークショップを行いました。
こどもと一緒に利用できるシェアオフィス「こそだてビレッジ」内で
メンバー同士がお互いの得意分野をシェアしあう「スキルシェア」の一環です。
「小さなこどもを持つ母親が、働くこと」をサポートしようという社会の動きは
確かに強くなっていると感じます。
ただ、その多くが「母だけど働ける」「母としてキャリアアップ」・・・という
いわば、働くことに視点を置いたものが多く
限られた時間でどんな風にこどもと過ごしたらいいのか、という子育ての部分については
なかなか知る機会がないんだけれど、どうしたらいいのかな・・・
そんな質問を頂いて、実施することになりました。
限られた時間の中での、こどもとの向き合い方のヒントとして
こどもの育ちや、親子の対話、声かけや認め方のポイントなどについて
お伝えしました。
でも、そのことを通して私が何より伝えたかったのは
「働く自分に誇りを持ってほしい」ということ。
それは、自分のためだけではなく、我が子のためにも!!
仕事をしていて、さびしい想いをさせてごめんなさい・・・という気持ちで
仕事やこどもに向き合うのは、ツライ。
私は、働くことは、「誰かのお役に立つこと」であって
ボランティアも、主婦も、すてきに「働いている」と考えています。
すてきに働くことは、すてきに生きることであり
そんな風に、すてきに生きる姿を我が子に見せることが
我が子が自分の未来に希望を持ち
大人になることにわくわくできるために、とっても大切だと信じているのです。
だから、我が子とこんな風に向き合ったら納得感のある時間が過ごせる、というヒントは
必要としてくれる人がいたら、いくらでもお伝えしたいと思っています。
それは、誇りを持って働く人(母親に限らず父親も!!)が増えたらいいなぁって思うから。
そのことが、多くの人が、生きてくっていいよなぁ、って思える社会を創ると思うから。
大きなことはできないけれど
目の前にいる人から、1人ずつ
何かお役に立てたら嬉しい、って思うのでした。