こどもたちのための「クリエイティブ・ワークショップ」が一同に会する、という
「ワークショップコレクション」に出展しました。
私たちの出展したプログラムは「くす玉づくり」。
「何を作ろうか」を自分で考えることに視点を置いた、
自分の大好きなものが飛び出す「くす玉」が作れるプログラムです。
参加してくれた方たちの多くは、私たちの想定していた以上に
すてきな「くす玉」を作ることにこだわってくれて
随分長い時間をかけてじっくり取り組んでくれました。
嬉しかったのは、こどもだけではなく
親御さんが同じくらいに熱中していたことでした。
2人で協力して、くす玉の外側にちぎり絵のように折り紙を貼るお母さんと女の子。
こどもが作った1枚1枚のパーツを受け取って、ひもにつるしているお父さん。
「パパおめでとう」のメッセージを額を寄せ合って書くママさんとと息子さん。
おとなが、こどもに、教えるのではなく、同じ目線で「一緒に」創っている姿が
本当にすてきでした。
お父さん・お母さんが、何かに夢中になっている姿を見るこどもはいつも嬉しそうで、
どこか誇らしそうです。
大人は意識していなくても、1つのことに打ち込むことの魅力が
自然とこどもに伝わっているのだと思います。
大人の方たちが、自然とそんな風に振る舞っていた様子を見て
大人もちょっと憧れるくす玉という題材を選んで良かったなぁ、と
改めて嬉しい気持ちになりました。
くす玉を持ち帰って、そこからどんな話が膨らむのかな、わくわくします。