絵本をじっくり味わうおとなたちの眼。
大人たちの空気を感じて、自由に振る舞うこどもたちの表情が
活き活きと感じられる時間でした。
尊敬する、そして、大好きな人たちと共同開催したプログラム。
保育士と子育て中のママがイチオシ!『絶対であってほしい絵本の朗読会&プチ講座』。
NPO法人オトナノセナカ の企画の1つです。
オトナノセナカ初のママ企画とのこと。
ママたち同士の、共感が沢山生まれたように思います。
絵本のプログラムというと、つい「こどものための読み聞かせ」を想像してしまいますが
こどもだけのためではなく、おとなたちも絵本の世界に没頭し
おとなのための物語を味わってもらいたい
そんな想いでプログラムを作りました。
絵本を紹介し、そこにまつわる想いを伝える。
こどもとの絵本の楽しみ方をお話する。
おとなが、自分自身を想うことができる物語を読む。
「絶対出会ってほしい絵本」を選ぶ視点は、企画メンバーがそれぞれに違っていて、
その違いも、また、ママたちに感じてもらいたい視点でした。
1人1人それぞれが、自分なりに「出会ってよかった」絵本があって
その価値観は、それぞれ違うからいいんだよ、ってこと。
私は、こどもの心に添うことを思い出させてくれる絵本を選びました。
音の響きから圧倒的な世界を描く『もこもこもこ』。
自分を大事にできる無邪気さが愛おしい『よういどん』。
他の仲間の選んだ絵本は、「絵本で世界を旅する」ことや「親子で楽しく一緒に成長する」ことと
こんな違いが生まれるからこそ、絵本は魅力的です。
こどものおかげで出会える絵本という世界。
こどもが誘ってくれる絵本の魅力。
そして、そこから相互に感じあう豊かな時間。
そんなもののきっかけになれたらいいな、という想いで、
今後も継続して開催したいと思います。