保育園に入れないご家庭の問題が世論を賑わせ
有難くも保育園入園がかなった人に言葉をかけることも
ちょっと憚られるかのような雰囲気を感じてしまいます。
とはいえ、それぞれの状況、それぞれの環境の中で
どんな家族も、新しい生活のスタートに向けてもがいているのが
桜の咲く時期かとも思うのです。
誰の方がタイヘン、という話ではなく
それぞれにタイヘンとシアワセの両方がある。
あなたはいいわよね、って言うのではなく
どんなご家庭とも、ご家庭の視点で笑い泣き、向き合っていきたいと思うのです。
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4月からの復職が決まった友人に、こんな内容のメッセージを送りました。
復職してしばらくは、ばたばたで何もできなくて当たり前って
そう思っていることをおすすめします。
日々を送るだけですごい!!
仕事が仕事らしくなるのは3ヶ月過ぎくらいから、と
一般的な復職体験談では言われることが多いですが
期間については個人差が大きいし、
仕事内容と職場環境の変数の要素が大きいので、まぁ目安です。
だから、3ヶ月過ぎても、何もできてないなぁと感じたとしても
決して焦らないでくださいね。
先を見て邁進できる時期もあれば、足元を見て一歩一歩進む時期もあるもの。
それから、家庭でも、職場でも
できることと、できないことは
はっきりと意思表示できると、お互いに、もやもやが少ないかもしれません。
大事なのは、「できないこと」だけじゃなくて
「できること」もちゃんと伝えることかなぁ。
こういうやり方ならばできます、とか。
日にちを改めたらできます、とか。
そして、こどもに申し訳ない、って思わないこと。
こどもの様子を、ちゃんと見て置くことは大切だけれど
「申し訳ない」「かわいそう」って思っていたら
その気持ちが伝わってしまいます。
「慣れない生活にがんばっているんだね」
「ママと過ごすのとは違う良さもきっと見つかるよね」と
そんな気持ちで向き合ってあげてください。
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多くの人たちが、胸を張って新しい季節を迎えられますように。