母親が働きやすいカタチに、たった1つの正解はない

働く母親にとって、納得感のいく働き方って何だろう、と、考えています。

それは案外シンプルなことで

「自分で納得して、優先順位をつける」ことに尽きるのかもしれない、と思い始めています。

 

「働く母親」と一言で言っても、

その価値観も、こどもへの向き合い方も、環境も、違います。

職種や拘束時間や必要なスキルも違う。

仕事のスタイルも違う。

仕事に求めるものも違う。

働く自分と母である自分の比重の置き方も違う。

地域の子育てサポートの在り方も違う。

家族内で誰がこどもと一緒に過ごすか、という分担も違う。

 

 

「このカタチが働く母親にとって理想的」という、1つの型をはめてみても、

誰にとっても窮屈なものになりそうな気がします。

 

だから、物事の優先順位は、自分で決める。

そして、その優先順位に沿った行動を実現するためにどうしたらいいのか

自分で、環境を整えていく。

 

もちろん、最大公約数な制度と、最大公約数的な意識変革には

組織全体や、社会全体の動きも必要だと思います。

例えば、

勤務時間の柔軟な選択。

誰かが突発的に抜けた時に対応できるワークシェア。

時間ではなく、成果に対する評価。

 

その上で、自分の優先順位のために必要ならば

自分で整える部分も必要だと思うのです。

出張しないことを選ぶのなら、変わりに出張する人との業務分担を整えるとか。

家事の優先順位を下げるなら、お掃除ロボットや家事代行サービスを活用するとか。

絶対に手放したくない仕事があるなら、他者には変われないくらい自分の専門性を高めるとか。

 

「母親が働きやすい環境」として、

たった1通りの制度やルールがあるのではないと思います。

制度やルールを、自分で決められる選択肢が広いことが大事。

でも、それって、「働く母親」に限ったことではありません。

誰にとっても、自分の生活や価値観に沿った優先順位があり

少しでもそれを適えたいと思っているはずです。

 

「働く母親」について考えていくことは

従来の、集団のルールに、人が合わせてきた組織から

1人1人が在りたいカタチを、実現し認め合う組織に変わっていける

そんなチャンスなのかもしれません。

 

 

働く女性について、と、殊更にトピックを立てて考えなくても良くなり

誰もが、「自分で納得して優先順位をつける」ことを実現させられるカタチにしていきたいと

そんな風に思っています。