【素材から広がるあそび】おいしそうなウレタンフォーム

遊びのきっかけは色々あります。「アレをやりたい!」「アレを作りたい!」という想いから始まる遊びもあれば、目の前のモノを眺めているうちに、遊びがひらめく場合もあります。そこで、1つのモノ(素材)から、こんなにも遊びが広がるよ、というアイディアを紹介していきます。題して「素材から広がる遊び」

今日の素材は「ウレタンフォーム」
クッションや低反発枕の中などに入っている〈しっかりしたスポンジ〉のような素材です。触り心地はスポンジのようだけれど、角が立って、キリっとしています。

今回は、「のりまき」の材料にしたくて、手芸専門店で20㎜の厚みのものを買いました。(ロールで売っていました。)

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■のりまき

まずは、目的通り「のりまき」を作ります。

リアルな「のりまき」と同じ手順で作りたくて、黒のフェルト(片面が全面シールになっているタイプ)の上に、ウレタンフォームを貼り、カラフルなスポンジを巻く・・・という手順で作っています。

(ちなみに、「のりまき」を作る親子ワークショップは、私がこの仕事を始めたばかりの頃のネタでした。絵本を読んで「のりまき」を作るプログラム、2015年の記事です。)

恵方巻状態のものを、裁ちばさみで2センチくらいの厚みに切りました。(裁ちばさみじゃなくちゃ切れないのですが、厚みがあって、なかなか苦戦しました。)

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完成!おいしそうです。スポンジの具が、なかなかリアリティがあります。

さて、ロールで売っていたウレタンフォーム、かなり余っています。何にしようか・・・。

■おにぎり

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「のりまき」のコメ部分になったのだから、同じくコメ、ということで、「おにぎり」です。具が見えた方が楽しいので、海苔は側面にぐるりと巻くタイプ。フェルトを丸めたものを具にして、詰めると、色を見ながら「これは、おかかかなぁ」「シャケおにぎりみたいだね」と、イメージが広がります。
一番のオススメは、エビの天ぷらが入った「てんむす」です。しっぽがいい味わい!

■サンドイッチ

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コメだけじゃなくて、パンにもなるんじゃないか、ということで、「サンドイッチ」。ハムと卵はスポンジ、レタスはフェルトを使っています。挟むものを色々変えてみたり、ものすごーく高い、タワーサンドイッチを作ったり、色々アレンジできそうですよ!

■ショートケーキ

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さぁ、だんだん連想ゲームみたいになってきました。今度は「ケーキ」です。綿をふんわりとボンドで留めて、「クリーム感」を出しています。

なんだ、「ウレタンフォーム」、おままごとの材料として、かなりのチカラを発揮しそうですね。

■ビー玉めいろ

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最後に、食べ物以外のアイディアを1つ。
素材あそびで紹介した「スチレンボード」の上に、このウレタンフォームを貼れば、迷路になります。(両面テープで貼れます。)迷路のコースを作ったら、ボードを傾けてビー玉を転がして遊べます。コースが簡単に組み替えられるのもいいですね。


いかがでしたか。1つの素材から、どんどん連想が広がって、作りたいものが広がっていくのは、楽しいですよね。いつもと違う素材は、いつもと違うイメージが浮かんできて、遊びが広がるきっかけになるかもしれませんね。

素材から遊びのイメージを広げることを、ぜひ楽しんでみてくださいね!