あそびのじかん特別編8月11日【お部屋を海にしてあそぼう】

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あそびのじかん特別編として、「お部屋を海にしよう」の企画を開催しました。

 

お部屋を海にしよう、というテーマで、思いついた素材をずらり。

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青と水色のお花紙。

水色の梱包材。

青い紙テープ。

青いスズランテープ。

「どうやったら海になるかな?作ってみよう。」という

具体的ではない投げかけをしてみた。

こどもたちが、自分で何をするのかを決める時間になればいいと思ったから。

果たして

紙テープを片手に部屋中かけまわるこどももいれば

コツコツと魚を作るこどももいる。

壁に直接マスキングテープを貼って、「海の水の線」を表現するこどももいれば

床に敷いたビニールシートをばさばささせると大興奮するこどももいる。

 

ひとしきり海を作った後は

『みずいろのさかな』を読む。

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さっきまでの興奮がうそのような集中で読んだ後は、「にじいろのさかな」作り。

(身体を動かしたいこどもは、まだ駆け回っていたけれど。)

 

あそびの後は「ながしそうめん」もあって、盛りだくさんの企画でした。

 

今日の一番のチャレンジは、

「何を作るか」を綿密に決め過ぎなかったこと。

 

これまで、

今日の目的は何? みんなの役割は何?

そうだ、だから、コレをしっかりやらなくっちゃ・・・という風に

最初に目的を見せて、だからやろう、という動機づけを得意としてきた私にとって

「さぁ、何でもいいよ、自由にね」と呼びかけることは

大きなチャレンジだったのです。

 

こんな風にやろうね、と大人が答えを準備しなくっても

こうしたら楽しい、と、こども自身が答えを見つけるはず。

そう信じていなくちゃできません。

 

時間一杯、こどもたち1人1人が、自分なりの過ごし方を見つけて

楽しそうにしていたことが、大成功。

何を作ったか、という成果ではなく

過ごした時間の興奮こそが、成功だと考えています。

 

こどもに教えてもらう新しいチャレンジ。

なんだか、いつもと違う楽しさがあったなぁ、と感じるのです。