【特別じゃないあそび】ひもを通すことが遊びなのです

〈ひも通し〉という言葉を聞いて、「ひもを通す?何に?」などと不思議に思わず、遊び または おもちゃのことだな、と、すぐに分かるのは、もしかしたら少し子どもに関わりのある人かもしれませんね。

そうなんです、子どもの遊びに、〈ひも通し〉というジャンルがあります。穴にひもを通す、という遊びなのですが、手先を使うことが楽しくなる時期の子どもにとって、繰り返しが楽しい遊びです。

ちょっと検索すると、手先が器用になるとか、脳を発達させるとか、集中力がつくとか・・・まぁ賑やかです。でも、いつもお伝えしていることですが、子ども自身が「よーし、これで手先を器用にして、脳に一杯刺激をあたえるぞー!」と思いながら遊んでいる訳ではありません。子ども自身がやりたいから、やっている、それが結果的に、何か良い効果を及ぼしている・・・そんな風に考えてもらいたいなぁと思っています。
実際、手先を使う遊びにぐーっと熱中する時期ってあるんですよね。そういう時期には、ひも通しはきっと楽しめると思いますよ。

前置きが長くなりました。この「ひも通し」は、穴に紐を通すことが遊びなので、極端な話をすれば、「穴があいていれば何でもいい」のです。ザルでも。5円玉でも。ペンネでも。それじゃあ、「穴をあいたものを作ろう」というのが、今日の遊びです。

材料は粘土。100均で売っていた「かるい粘土」に、色付きのものが売っていたので、2色を混ぜてマーブル模様のようにしてみました。

粘土を丸めたら、ストローで穴をあけます。乾いたら完成!

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写真は普通サイズのストローですが、「タピオカ用」のストローを使えば、もっと大きな穴があいて、通しやすくなります。

沢山作っていると、マルだけじゃなくて、色々な形も作りたくなりますね。

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星やハート。マルや三角。あれ、マルに穴を2つあけたら、ボタンみたい。あっ! 穴って1つじゃなくてもいいんだよね。一杯あけちゃおう!

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動物の顔の形にしたら、穴を2つあけると、目になるね。
などなど、こんな風に、自分で工夫しながら作っていくと、あれもこれも作りたくなりますね。沢山できそう!

乾いたら、ひもを通して遊べます。ひもは、細くて固めの紐が通しやすいですね。
手に入りやすいものだと、巾着用の「丸紐」があります。売っている中で、一番細いものを選んで、先をセロテープで細く巻いておくといいですよ。

ひもを通して遊べるのですが、まぁ、ひもを通さなくてもいいですよね。
おままごとのお金にしたり、食べ物にしたり、並べておくだけで満足だったり。それならそれで、いいじゃないですか!作るのが楽しかったんですし。そんな風に、子どもが自分なりに使い方を決めることも、とてもすてきなことです。

ともあれ、作って→遊ぶ、という流れのあるものは、作ることも遊ぶことも楽しくて、長く楽しめる場合が多いです。「これが正しい遊び方!」などと思わないで、新しく思いついた発見を大事にしながら楽しんでくださいね。

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【手作りひも通し】
材料:紙粘土・ひも
道具:ストロー・はさみ・セロテープ