水あそび、と言うと、
泳いだり、水をかけあったり、びしょ濡れになったり
そんな元気いっぱいの遊び方をイメージしませんか?
でも「水」って、もっと色々な楽しみ方ができる素材。
動きがある遊びだけではなく静かな遊びも。
濡れるだけではなく、見た目や音や感触を楽しむ遊びも。
外遊びの企画で、色々な「水遊び」を試してみました。
取り出したのは、ビニール袋。
中に水を入れて、口をしばっています。
それだけ。
でも、これがオモシロいんです。
手に載せたり、ほっぺたにあてたりします。
ふにゃふにゃの手触り。
定まらないカタチ。
ほんのりした冷たさ。
ひと時も同じではない感触をじっくり味わえます。
今日はもう1つ、氷水入りの袋も用意しました。
3歳以上のお姉さんたちが、「ひゃーっ!!」と
その冷たさにびっくりして、大喜び。
1歳さんは、冷たすぎて泣いていました。ごめんね。
次に用意したのは、水をはったタライに浮かべたスポンジ。
ぎゅーっと絞ると水がぽたぽた垂れます。
お天気のいい日には、しずくがキラキラ光ります。
水に入れると、泡がぶくぶく。
水がこわいお子さんも
濡らしたスポンジならば触れます。
水が楽しくなってきたら
タライの水面を平手でぴしゃぴしゃ叩けば
音も、見た目も、変化します。
おもしろいね、ふしぎだね
そういう気持ちをたくさん持てるのも
「水」の遊びの魅力です。
ここからはペットボトルを使った工作を2つ。
キラキラした材料をペットボトルに入れ
そこに水を入れる「キラキラボトル」。
水には、食紅を使って色を付けています。
ボトルを振ったり、回したりすれば
中に入っているものが、ぐるぐる動きます。
もう1つは水鉄砲。
と言っても、ペットボトルのフタに穴をあけ
そこにストローを通しただけの簡単なもの。
テープやシールを使って、ペットボトルを飾り付けます。
ペットボトルをぎゅっと押さえれば、
ストローの先から水がぴゅっと飛び出します。
お店で売っている水鉄砲みたいに
遠くにはとばないけれど
お風呂で遊ぶくらいならこれで充分。
押すことで、水がストローを通って飛び出すんだ、という
しくみが、直感的に分かるシンプル構造です。
水遊びは五感遊び。
こういうもの、って決めつけなければ
遊びはどんどん広がっていきます。