【特別じゃないあそび】すぐ作れちゃうハロウィン工作

遊びは日常です。時には、張り切って準備したり、貴重な道具や材料を使う「特別な遊び」もあるけれど、基本的には、毎日毎日続く日常です。だから、身の回りのものを使って、あまり頑張らなくてもできる【特別じゃないあそび】のアイディアをご紹介していきます。日々の遊びのネタが少しでも増えれば嬉しいです。

もう10月も残すところ1週間。ハロウィンの工作を紹介するには、ちょっと遅すぎるくらいのタイミングなのですが・・・。
でも、今からでも、間に合います。家にできる材料で、すぐに作れるハロウィンの工作です。

紙コップのお菓子バスケット

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材料は、紙コップと折り紙だけ。

一般的なサイズ(高さが8センチくらい)の紙コップに対して、折り紙1枚で、かぼちゃの装飾と持ち手が両方作れます。

①折り紙を切ります。
折り紙一枚を半分に折り、長しかく(長方形)2つに分けます。
1枚は、縦に半分に、もう1枚は横に半分にします。

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言葉で説明すると難しそうですが、実物を観れば一目瞭然ですね。

小さな四角(正方形)2枚と、細長い四角2枚になりますね。
小さな四角でかぼちゃを作ります。
細長い四角で、持ち手を作ります。

②かぼちゃを作ります。
1.四角く折って開き、折り目を付けます。2回繰り返します。

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折り目は分かりやすいように点線で描いています。

2.折り目に重なるように、三角に折ります。
折ったらテープで留めておきます。

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テープは分かりやすいように色付きのものを使っています。

 3.白いところも同じように折って開き、折り目を付けます。

 4.折り目のところまで、折ります。

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 5.裏返します。ペンで顔を描き入れたら完成!

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裏返したところ

③かぼちゃを紙コップに貼ります。
持ち手用の折り紙を縦半分に折って、紙コップに貼ります。
かぼちゃ色以外の持ち手にしたい場合は、他の色の折り紙や色画用紙などを使ってくださいね。

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たくさん作ったので重ねてみた。表情いろいろ。

ヘタを描き足したり、好きな模様を描いたりシールを貼ったりと、自由に飾りつけて楽しみます。

ハロウィンのガーランド

四角いガーランド

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ガーランドと言うと、三角の旗のような飾りをイメージすると思うのですが、もっと手軽に作れるのは四角の旗。
材料は、紐(または細い毛糸)と折り紙だけ。
作ってみましょう!

①折り紙を半分に切ります。

②半分に切った折り紙を、正方形になる方向に、半分に折ります。
一度開いて、折り目に沿って紐を置き、テープで固定します。

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紐を固定することが目的です。飾る時に動かないし、作業もしやすくなります。

③紙全体を糊付けします。
旗部分の完成です。

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④旗の数を増やします。
5つ以上あると見栄えがします。オレンジと黒を交互にするなど、ハロウィンらしい色にするといいですね。

⑤旗を装飾します。
好きな絵を描いたり、貼ったりして、自由に飾り付けます。
写真のものは、色画用紙でクモやオバケを作って、貼りました。

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自由な発想で仕上げてほしい

完成したら、壁やドアなどに飾るといいですね!

三角のガーランド

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三角のガーランドを作りたい場合は、折り紙を下図のように折り、赤線のところで切ります。

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長さを測ったりすることはなく、1枚の折り紙を8つに折って、モノサシで線を引くだけですが、子どもが自分で作るには、理解するまで少し難しいかもしれません。三角に切るところまでは、大人が少し助けてあげてください。その先は、四角と同じ作り方でOKです!

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色もモチーフも同じですが形が違うと雰囲気が変わりますね。

季節の楽しみは無理なく取り入れよう

ハロウィンだから、と言って、何か特別なことをしなくちゃいけない訳ではありません。ハロウィンという行事をきっかけに楽しむネタが増えたな、というくらいの気軽な気持ちで楽しんでみてください。

季節行事は無理しなくていいよ、という記事を昨年のハロウィンの時にも書きました。

今日は、作り方の土台はとてもシンプルで、装飾を自分なりに楽しむ要素の強いものを紹介しました。あれこれ工夫してみると楽しいですよね。

実は、私、今年はハロウィンのネタを記事にする予定はなかったのですが、工作の試作をしていたら思った以上に可愛く仕上がって、嬉しくなってしまったので、誰かに見せたくなっちゃったんです。

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作るって楽しいね、という気持ちを、たくさん味わって頂けたらうれしいです。