【特別じゃないあそび】身近な素材で楽しむクリスマス飾り

街の中にクリスマスの装飾があふれ、ぱっと華やかな季節になりました。
クリスマスの飾りは、何だかうきうきします。

季節の行事は、自分たちの楽しみ方でいい、と思っています。

クリスマス飾りも、自分たちらしく、気軽に作ってみましょう!
「作る」という過程そのものが遊びですので、気負わずに、手を動かすことを楽しんでみてくださいね。
なるべく特別な材料を使わなくても作れるものがいいですよね。
準備するものは、毛糸拾ってきた小枝フェルト家に余っているボタンやビーズ・・・などなどです。

毛糸ぐるぐるツリー

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ダンボールを三角形に切り、全面にボンドを塗ったら、そこに毛糸をぐるぐると巻き付けます。巻き付けたら土台が完成。好きな飾りをボンドで貼って飾り付けます。スパンコール、ビーズ、ボタン、リボン、木の実などなど・・・。(写真は、「タイルビーズ」で飾りました。)
大人が巻くと写真のようにぴっちりした形になるのですが、お子さんが、毛糸をぐるぐる巻きつけると、もっとランダムな形になるかと思います。

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かわいいですよね。今しか作れない形なので、大人がキレイに整えたりしないで、大事にしてくださいね。ボンドでところどころ補強するといいですよ。(木工用ボンドは乾いたら透明になりますし。)

小枝の三角ツリー

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拾ってきた小枝を使います。8センチ前後の小枝を3本。(2本は同じくらいの長さで、1本は少し短めにするとバランスがいいです。)3本の小枝を三角形になるように置き、角を毛糸で結びます。そこに、ぐるぐると毛糸を巻き付けます。小枝の微妙な凸凹と、毛糸が絡み合うので、ところどころボンドを付けるだけで、充分に固定されます。毛糸は、わざと隙間が残るくらいの巻き方が可愛いですよ。好きな飾りをボンドで付けて完成です。(写真は、2色の毛糸+木のボタンです。)

小枝の階段ツリー

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三角ツリーよりもたくさん小枝を使います。これくらいの量を使いたい場合は、「枝を集めに行くぞ!」と、集めるところから遊びになりますね。枝を集めているうちに、木の実や落ち葉なども集めたくなっちゃうかもしれません。宝さがしみたいですね。

こんな風に集めた枝を、短いものから順々に並べるだけです。アイスの棒にボンドを塗ったものに貼り付けています。(アイスの棒は、100均などで40~50本くらい入ったものが売っています。これ以外にも、色々な工作に使えますよ。)木の枝の質感が楽しいので、装飾はあえてシンプルに、木の実だけにしました。

このツリー作り、「あ、算数の勉強になりそうだわ」と思った人もいるかもしれません。「長さの順番にならべる」って課題ですね。でも、長さ比べだけで終わらせるのはもったいない!木の枝は、真っすぐに見えても、少しずつ曲がっていたり、色も太さも質感も違います。ただ見ているだけでは気づかないけれど、こんな風に工作をしようとすると、その、ちょっとした違いに気づきます。ぜひ、そういう1つ1つの表情の違いを、一杯発見してほしいなぁと思うのです。

また、今日ご紹介した中で、一番難易度が高いのも、この木の枝ツリー。3~4歳くらいまでなら、お父さんお母さんがメインになり、相談しながら作るくらいでいいかもしれません。

バリエーションとして、フェルトに貼り付ける方法もあります。フェルトは、四角く切った段ボールにボンド貼ってあります。

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親子で何かを作ると、手を動かすことも、何かが形になっていくことも、どんな飾りにしようか、って相談することも楽しいです。お部屋に飾ったら、作った時の楽しさをずっと思い出すことができそうですね。

すてきなクリスマスシーズンになりますように!